| 第16号 | ・特集論文「今なぜ、国語教育史研究なのか」 教育現場の営みを別の文脈の中に意味づけるー今なぜ「国語教育史研究」なのかー / 府川源一郎
 
 客観視と相対化のために / 河野智文
 
 今なぜ「国語教育史研究」なのかー言葉による認識・伝達と国語教育史研究ー / 飯田和明
 
 国語科教育史における研究方法論の自覚と研究領域の拡張 / 坂口京子
 
 ・研究論文
 
 国語科教育におけるヴィジュアル・リテラシー概念の検討ー概念の登場からわが国への導入期に焦点化させてー / 奥泉香
 
 東京高等師範学校在学中における石森延男の活動 / 宇賀神一
 
 ・史料紹介
 西尾実監修/信濃教育会編『国語』(昭和28~29年発行 信濃教育会出版部) / 渡辺通子
 
 ・編集後記
 
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	      | 第17号 | ・特集論文 現場はどう変わったか/変わらないかー<実感>の国語教育史 
 「伝統的な言語文化」・「古典」教育の展開ー1995年以降の変化を中心に / 渡辺春美
 
 教材研究ができない教師 / 芳賀純一
 
 読書に拓く 学びに拓く /  赤萩千恵子
 
 国語教育史における現場の変化の諸相分析の視点ー教師の意識を探るための時間軸的な記述ー / 黒川孝弘
 
 沖縄県における<実感>の戦後国語教育史ー1963年、そして2016年へー / 村上呂理
 
 ・研究論文
 
 1910年代における直感教授論を通して見た保科孝一の「言語教育」観ー国語教育と国語施策の関係にも着目してー / 永田洋史
 
 高等女学校購読用教科書における言語教材ー『女子国語読本』(吉田彌平ら編)初版-六訂版の検討ー / 高山実佐
 
 中学校教授要目改正(明治44年)における領域「作文」設定の要因 / 勘米良祐太
 
 西尾実「通じあい」のコミュニケーション教育体系化の過程ー話し言葉教育の形態分類の整理過程に着目して / 渡辺通子
 
 戦後国語単元学習における評価の実相ー神戸大学附属小の元教員へのインタビューを手がかりとして / 勝見健史
 
 教科書の中の丸山眞男ー「「である」ことと「する」こと」の教材観史 / 石井要
 
 国語教科書における戦争平和教材の位相ー概念の生成から任意性の湧出まで / 幸田国広
 
 動画から静止画を選択し再構成する学習を国語科に導入する観点ーバーン.A.の論考を中心として / 奥泉香
 
 ・編集後記
 
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          | 第18号 | ・特集論文「主体的 ・対話的で深い学び」をめぐって
 
 国語教師のプロフェッショナリズム「授業づくりの構造」から観る / 安居總子
 
 戦後出発点にみる「主体的・対話的で深い学び」 / 高橋邦伯
 
 単元学習「言語としての日本語に迫る」の実践報告 / 武藤清吾
 
 ・研究論文
 
 『鑑賞文選』『綴方読本』の検討ー小砂岡忠義における言語観と「静かさ」 / 飯田和明
 
 増淵恒吉国語教室における授業の実際ー都立日比谷高等学校時代の「学習記録」を手がかりにー / 後藤志緒莉
 
 「内なることば」を耕す教育実践の系譜ー峰地光重の場合ー / 村上呂里
 
 ・史料紹介
 
 昭和26年度版学習指導要領(試案)にみる国語科単元学習例 / 渡辺通子
 
 雑誌『雄弁』総目次(第1巻-第2巻) / 熊谷芳郎
 
 ・編集後記
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          | 第19号 | ・特集 増淵恒吉研究の現在 
 増淵恒吉研究の現在/後藤志緒莉
 
 〔史料/史料解説〕増淵恒吉教授最終講義
 
 「増淵恒吉最終講義」解説ー今後の増淵恒吉研究のためにー / 世羅博昭
 
 増淵恒吉文庫蔵書目録(抄)について / 幸田国広・後藤志緒莉・勝見健史・坂本樹・藤波利奈・田中稜
 
 〔資料〕つくば国際短期大学 増淵恒吉文庫蔵書目録(抄) / 早稲田大学 幸田国広研究室
 
 ・研究論文
 
 西尾実の言語活動論と文芸観の変容ーヴィルヘルム・ヴント受容を視座にして / 本橋龍晃
 
 西尾実書き下ろし「ツェッペリン伯号を迎へて」及び関連教材の採録史研究 / 藤波利奈
 
 「トンネル式読解」と林進治の読み方指導論 / 三輪民子
 
 ・資料紹介
 
 雑誌『雄弁』総目次(第3巻-第4巻) / 熊谷芳郎
 
 ・書評
 
 熊谷芳郎著『一九三三年の大学対抗ディベートー彼らは何を目指したのか』(渓水社) / 田中稜
 
 ・編集後記
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          | 第20号 | ・特集 20号記念歴代会長エッセイ 
 私記 私の教育史研究 個別・個体史研究から、問題史研究へ / 田近洵一
 
 大平浩哉先生の仕事と人 / 浜本純逸
 
 ホール・ランゲージの理論と実践に学ぶ / 桑原隆
 
 ・研究論文
 
 旧制中学校における夏目漱石『草枕』の教材価値 / 田中稜
 
 戦後教科書における『更級日記』教材の扱いの変遷 / 下西美穂
 
 琉球・沖縄と生活綴方-『綴方風土記 第八巻九州・琉球篇』(1954年)を中心に / 村上呂理
 
 児童詩創作指導における「比喩の指導」ー児童詩の読み手である教師の役割ー / 春日由香
 
 ・書評
 
 世羅博昭編著『幼・少・中・高の発達を視野に入れた国語単元学習の展開』ー「主体的・対話的で深い学び」の実現をめざしてー』(渓水社) / 勝見健史
 
 ・編集後記
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          | 第21号 | ・特集論文 授業の転換期/転換期の授業 
 コロナ後の国語科授業スキルーオンライン対応経験が拓く学びのデザイン / 榎本隆之
 
 1990年以降の学習者主体の教育がもたらしたものーある教師のライフヒストリーにおける国語科実践の変容に着目して / 勝見健史
 
 中島敦「弟子」に見る転換期の教材 / 佐野幹
 
 「調べる綴方」の分岐点 / 幸田国広
 
 大正新教育期における国語教育の模索ー山路兵一の読方学習法と読書創造 / 大西公恵
 
 
 ・研究論文
 
 高等学校国語科における時枝誠記の教育観による影響に関する一考察ーイズムとしての「能力主義」への接近を中心にー / 大滝一登
 
 小西甚一の古文学習参考書の価値 / 岡田誠
 
 「少年の日の思い出」教科書本文における一人称
 ・鱗翅類の問題 / 清水隆之
 
 ・編集後記
 
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